【Wii U】『ゼルダの伝説 風のタクトHD』の3つの魅力 「人間味」「自由」「空模様」を徹底解説

昨年末からお正月にかけて、
みなさんは何のゲームを遊ばれましたか?

私は発売日に購入したまま遊べていなかった
Wii U用ソフト「ゼルダの伝説 風のタクト」をゆっくり遊びました。


今回は「風のタクトHD」をクリアするまでに感じた
あたたかな喜びみたいなものを綴っていこうかと思います。

ゲームとしての具体的な批評や
ネタバレありの攻略情報ではありません。
ご了承くださいませ。


◆「人間味」があるキャラクター・物語

「ゼルダの伝説 風のタクト」は、
2002年にゲームキューブ用のソフトとして発売されました。

通称「ネコ目リンク」と呼ばれる、
等身が低く目のおっきいキャラクターデザインが
はじめて採用された作品です。


これまでゲームキューブ版もありましたし、
携帯ゲーム機用として何度もネコ目リンクは登場していました。

ですが、ここまで高精細な画質で
大きなテレビ画面に映し出されたネコ目リンクを見るのは
はじめての経験でした。
リンクだけではなく、すべてのキャラクターたちの表情や動きが
ほどよくデフォルメされているお陰で、
とても感情移入しやすくなっていました。


「ゼルダの伝説」はパーティをくまず
勇者がひとりで淡々と困難に立ち向かう、
そういった側面が強いゲームですよね。

「風のタクトHD」では、
リンクにとても愛着が湧きます。

今まではリンク=プレイヤーの分身だと思っていましたが、
ひとりの個性的なキャラを扱っている気分になりました。


島に住む人々との触れあいがほんとに楽しくって、
何度も何度もおなじキャラに話しかけたり。

もともと優れたデザインだったと思うのですが、
HD画質というビジュアル的な恩恵のおかげで
「人間味」をより深く感じ取れたのだと思います。
「風のタクトHD」が発売されたとき、
ゲームキューブ制作当時と今回のHDリマスターに関わっている
青沼英二プロデューサーのインタビューが4Gamerに掲載されました

少し文章を引用したいと思います。

4Gamer:
こうしてお話をうかがっていると,風のタクトという作品が,
青沼さんの中ではけっこう大きな作品のような気がしてきます。 
青沼氏:
大きいですね。ちょうど息子が生まれたときに作っていたんですよ。
当時,息子にこれを遊ばせたいなと思いながら。 
リンクを連れ回す船の「赤獅子の王」のセリフは,
僕が書いていたんですが,初めて父親になったばかりだったので,
子供に向かって偉そうに話しているような内容になっています
ね(笑)。


上記のインタビューを読んだ後に
「風のタクトHD」を遊びました。

なので、青沼さんが「風のタクト」を遊んでいる子供にたいして
どのようなメッセージを伝えようとしているのか、
いろいろと感じ入りながらプレイすることができました。



◆面倒さがやがて喜びに変わる、「自由」さ

序盤のナゾ解き、道具の使い方、
そして地図を見ながら海で航海・・・。

はじめから色んな「自由」が用意されているかわりに、
ナゾ解き・戦闘は初っぱなから本格的なものが用意されています。


ちょっと心がくじけそうなとき、
海で見かけた新しい小島に上陸して
ぼーっと海をのんびり眺める「自由」もちゃんと存在しています。


シームレスに新しい土地・敵が出てきて、
そのまま戦闘に突入する気持ちよさ。

10年以上前のゲームとは思えぬほどの完成度で、
時代を先取りしたクオリティだと感じました。
最近「神々のトライフォース2」を遊び始めました。

「風のタクトHD」を遊んだあとですから、
あまりにも遊びやすくて驚きました。


じゃあ「風のタクトHD」がめんどくさいだけの作品なのか、
と聞かれれば「No!」と答えずにはいられません。

手に入れた弓矢やフックなどの道具を駆使して、
ナゾ解きと戦闘を行うさなか、
複雑な微調整が要求されることがあります。

また、苦手なアクションは何度も練習して
頑張る必要があったりもします。


でも「自分でやり遂げた」ときの喜びや
思うように道具を扱えるようになったとき格別な気持ちよさがあるんです。

3Dアクションのゼルダ作品はすべて触ってきましたが、
「風のタクト」のモーションの完成度は目を見張るものがあります。



◆いつも新しい発見がある、「空模様」


「風のタクトHD」を操作して、
移り変わる風景を録画してみました。

夕日~夜~嵐~朝焼け~青空へと
自然に変化していく情景です。

よろしければ参考に、上記動画をごらんください。
もちろんWii U実機で見た方がキレイですよ。
「風のタクトHD」をプレイしている最中、
天候の移り変わりが楽しくってしかたありませんでした。

何度も何度もプレイする手をとめて、
夕焼け・朝焼けの風景を眺めていました。


時間・天候変化のあるゲームは増えていますが、
それだけで感動するわけではありませんよね。

「風のタクト」は本当に見せ方が上手いと感じます。

どうしたらプレイヤーの心に訴えかけることができるのか、
きちんと把握して作っているのでしょう。


◆終わりに

「人間味」「自由」「空模様」というキーワードで
「風のタクトHD」の感動を綴ってみました。

「人間味」「空模様」の項目では、
HD画質にうまれかわった意義を語れたかな、と思います。


マリオもゼルダも3Dだから味わえる楽しさがあります。

2Dアクションの方が好き、
3Dアクションって難しそうと思っている方に
すこしでも興味をもっていただければ幸いです。


最後まで目を通していただき、
ありがとうございました!


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