「ゼルダの伝説シンフォニー ムジュラの仮面3D発売記念コンサート」 生演奏だったからこそ実感できた、『ゼルダの伝説』の音楽の力と役割


2015年2月7日、東京国際フォーラムにて
「ゼルダの伝説シンフォニー ムジュラの仮面3D発売記念コンサート」が開催されました。

ゼルダの伝説25周年記念のコンサートのチケットに当選できなかった私にとって、
念願のゼルダコンサートでした。


コンサート会場で発売されていグッズの紹介、
ライブ(生)で味わったからこそ分かった「ゼルダの伝説」シリーズにおける
音楽の「力」と「役割」について語っていこうと思います。


◆「任天堂にしかできないコンサートを」という想いがこもった企画



「ゼルダの伝説シンフォニー ムジュラの仮面 3D発売記念コンサート」は、
欧米でコンサートツアーを主催しているJason Michael Paul Productions, Inc.の方々が
「ぜひ日本でやりたい」と企画してくださったそうです。

コンサートチケットには「協力:任天堂」と書かれていました。


任天堂サウンドチームの中でオーケストレーションを担当している
横田真人さんが企画の監修と選曲、あと、指揮者と演奏者の人選に
かかわっていらっしゃるそうです。


25周年記念コンサート用に横田さんが書き下ろした譜面が、
いくつか再演されることになったんですね。

前回はニコニコ生放送でコンサートを閲覧することもできなかったので、
こういう配慮は本当にありがたいです。


あらためて横田さんが出ていらっしゃる「社長が訊く」を読み直したのですけれど、
本当にゼルダ愛が深いなあと。

音楽と映像のシンクロ、メドレーの構成や曲順があんなに素晴らしかったのは、
「ゼルダの伝説」を心から愛してやまない人たちの尽力のおかげなのですね。


「ムジュラの仮面3D」の音楽の話もありますので、
ぜひ横田さんのインタビューに目を通してみてください。



◆予想に反して、女性のお客さんが多かったです


2月7日、開場時間になったときの東京国際フォーラム
ホールAの入り口付近を撮影したときの写真です。

雪が降ったり雨が降ったり、
最近天候が荒れていた東京も
この日は気持ちのいいお天気でした。

帰りがけは小雨がふっていましたけど、
地下道があるので雨にぬれずに駅にたどり着けました。


男性と女性の比率は6:4くらいかなあと思っていたのですが、
女性の方が多かったですよ。

6割以上が女性だったんじゃないでしょうか。


ホールに入場したらグッズ販売の所に
ずらっと列ができていました。

開演に間に合わないかもしれないと言われたので、結構ソワソワ心配していたのですが
30分ほど並んで無事入手できました。


待っている間、静かに列に並ぶファンの方たちを見つめながら、
「みんな、本当にゼルダが好きなんだなあ……」と感慨深い気分になりましたね。

同じ趣味の人が一箇所にぎゅっと集まっている状況って
珍しいじゃないですか。とても不思議な気持ちになりました。



会場で販売されていた、
スタルキッドTシャツです。

サイズは男女共通でSからXXLまでって感じでした。

グッズ系のTシャツは生地が厚いものが多いですけど、
このTシャツは柔らかくて薄めなので
ファッション用として使えそうです。


左肩の部分に、
「THE LEGEND OF ZELDA Symphony OF THE Goddesses」のロゴが入ってます。

Jason Michael Paul Productions, Inc.が主催している
コンサートツアーの名称ですね。


Tシャツとポスターをセットで購入すると千円お買い得!
ということだったので迷わずポスターもゲット。

クリックすると、画像が大きく表示されます。

「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D」パッケージイラストのポスター、
「発売記念コンサート」の文字が入っていますし中々レアですね。

休憩時間のころにはグッズは売り切れていたみたいです。


撮影しながらふと、25周年記念のときにもらったゼルダのポスターを
開封していなかったことを思い出したのであけてみました。

ちょっと湿気を吸ってしまっていたけど、中身は大丈夫でした。良かったー!

25周年コンサートのときに配られたパンフレットには、
この記念イラストが使われていたんですね。いいなあ。



◆「感動」という言葉より、「圧巻」という言葉がふさわしい力強いコンサートでした


会場の様子やセットリスト、
細かいエピソードなどはファミ通のリポートにくわしく書かれています。

あわせてご覧になってみてください。


「ゼルダの伝説 シンフォニー序曲」から幕を開けたコンサートは、
奏者と観客の緊張があわさって、音に硬さがあったと思います。

心地の良い緊張。ライブならではの雰囲気です。


人気楽曲「ゲルドの谷」でぐっと心をつかまれ、
「ボス戦闘曲メドレー」が演奏されるころには、舞台と観客の一体となっていました。

映像と音楽の見事なシンクロにより、
ボス戦を遊んでいたときの興奮がありありと甦ってきました。

そこに心臓まで届くかのような迫力のオーケストラサウンドが
流暢にとぎれなく流れ込んでくるんです。


今まで色んなライブや舞台をみてきましたけど、
こんな体験はじめてです。

ゲーム音楽ならでは、そして「ゼルダの伝説」の音楽ならではの体験だと思います。


竹本泰蔵さんの指揮と東京フィルハーモニー交響楽団のみなさんの演奏には、
時間と空間をあやつる魔法がかけられていました。


「ハイラル城&ロウラル城」「神々のトライフォース」は、
竹本さんと東京フィルのみなさんの持ち曲なんじゃないかと疑うほど
完成度が高かったです。

最後の最後に演奏されたアンコール曲「ムジュラの仮面メドレー2」、
密度の濃い楽曲がつづき、疲れがたまっていたはずの奏者のみなさんから
大きなエネルギーが発せられていました。


最後まで手を抜かず、丁寧な指揮と演奏をつづけてくださった
竹本さんと東京フィルハーモニーの劇団のみなさん、ありがとうございました!


2時間あまりの間、5千人あまりの人々のいる空間を
たゆませずに熱狂させ続ける……
こんな貴重なコンサートに参加できたことが、本当に嬉しくてたまりません。

コンサートの翌日まで、体に興奮が染み付いていました。



◆体で感じたからこそ分かった、「ゼルダの伝説」シリーズにおける音楽の役割


コンサート前日までは「ゼルダの伝説」の曲をオーケストラで聴いたら
感動してボロボロ泣くんじゃないかと思っていました。

「風のタクト」のメドレーでは涙が出そうになりましたが、
泣きそうになったのはこのときだけ。


ゲーム映像とシンクロした演奏会だったためでしょうか、
頭の中は「ゼルダの伝説」をプレイしていたときの興奮で占められていました。

コンサートを見るまで忘れていたような、
些細な思い出がつぎからつぎに甦ってくるのです。
これは本当に不思議でした。


社長が訊くで語られていた
「ゼルダの伝説」シリーズ楽曲の生みの親である近藤浩治さんの言葉を読み返してみて
合点がいきました。

「ゼルダ』の曲づくりで
最も大切にしているのは、
場面とか情景を表した“空気感”」

「リンクは自分自身で、
ゲームのなかに入って戦っている感覚がある」


私は意図せず、
近藤さんの思惑通りにゼルダの音楽を咀嚼していたようなのです。

プレイヤーに「ゼルダの伝説」のリンクになりきってもらう、
遊びの興奮や感情移入を高めてもらう、
そういった目的のために「ゼルダの伝説」の音楽は用意されているのですね……!



様々な感動と発見をもたらしてくれた
「ゼルダの伝説シンフォニー ムジュラの仮面3D発売記念コンサート」。

ぜひ何らかの形で、またゼルダのコンサートを開催してほしいと思います。


最後まで目を通していただき、ありがとうございました!


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